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新しい視点で未来をみて活動する musasidai

ご案内information

musasidai -sizen活動

musasidai -sizen活動は、以下の場所で行っています
武蔵台文化センター裏側公園倉庫前 月2回 第一月曜日、第三月曜日 10:00~


musasidai -hozen
活動について
1.やまゆり自生地の保護育成
2.赤松の実生苗の保護・観察を実施
3.常緑樹から落葉樹への転換を図り,明るい林床にする。
4.公園内の散策道の整備
5.冬季の落ち葉掃きによる林床の整備


武蔵台緑地とは
武蔵台緑地は、府中市北西部の国分寺崖線の斜面に帯状に残された樹林です
府中市内の樹林としては浅間山に次ぐ規模を持っています。
東側に隣接する国分寺市の黒鐘公園や伝鎌倉街道沿い樹林とともにこの地域
本来の自然環境を残す貴重な緑地です。
これまでに行われた市民などによる調査だは、約320種の直物と約290種もの昆虫が
記録されていおり、生物多様性保全のうえでもきわめて重要な場所であるといえます。



崖線の地形
武蔵台緑地を含む国分寺崖線は.立川氏から太田区まで東西方向につらなる崖で
約3万年前に古多摩川が侵食してできた地形と考えられています。
崖下には湧水が点在し、地元ではハケとよばれてきました。
武蔵台付近では崖の高さは10メートルほどにすぎないが、斜面であるためか開発を免れ.
変化に富む植生が残されていますまた、帯状につらなる崖線の緑は動物や鳥類の移動経路としても重要な役割をはたしています。
明治中期の地図を見ると、武蔵台付近の崖線からその平坦地(現在の多摩総合医療センター敷地)は松林や雑木林で、崖線下には湿地が広がっていたことがあわかります。



崖線の緑の特徴
武蔵台緑地では,浅間山などとよく似た、コナラやクヌギを中心とした雑木林が最も広い面積を占めています。しかし崖線という地形を反映して、それとは異なる特徴を持った部分もみられます。 
しゃめんの下部にはケヤキなどが多く、台地上に一般的な雑木林よりは、山地の渓谷林に近い林になっています。
一方、崖線の上の平坦地では、府中市内では唯一となったアカマツ林もあります。
これらは手付かずの自然林ではありませんが、人の利用とのバランスによって、崖線らしい特徴を失うことなく維持されてきました。そのため、武蔵台緑地には市内でここにしか見られない植物や昆虫も多数生育し、地域の「生物多様性ホットスポット」となっています


            出典 吉川正人 東京農工大学植生管理学研究室
                武蔵台緑地 植生管理ガイドラインより(2020.7.1発行)

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